ヒイラギナンテン
中国の江南地方から台湾にかけてが原産地のメギ科の低木です。研究者によっては奇数単羽状複葉をもつことを重く見てヒマラヤから北米東部にわたって分布する約70種からなるヒイラギナンテン属(Mahonia) に分類しますが、花の構造や最近のDNA塩基配列の比較からはメギ属(Berberis)に分類されています。
日本に渡来したのは、享保18年(1733)に出版された『地錦抄付録』によると、天和貞享年間(1681-1687)だということです。
ヒイラギナンテンの仲間は古代から薬用・食用に利用されています。ネパールでは実を食べ樹皮の絞り汁を目薬にし、漢方では解熱・解毒・流感などに処方し、アメリカ原住民は咳止めや風邪薬に利用し、実も食用にしますが、クロウィツやウイントゥーン族は根や樹皮からは黄色染料を採っています。日本でも草木染に使います。
『野の花便り~晩春』に シュンラン を追加しました。
この記事へのコメント