フォアヌーン・イエロー・フラッグ

画像メコン川がラオスとミャンマーと国境となるチェンセーンのレストラン、ゴールデンアヤラの庭先に、金色の地に褐色の斑点を散らしたアイリスの仲間が咲いていました。
フォアヌーン・イエロー・フラッグ(Forenoon yellow flag:Trimezia martinicensis (Jacq.) Herb.) でした。名前の通り、昼を過ぎれば萎んでしまいます。

西インド諸島が原産というのが通説のですが、疑義を挟む研究者もいます。熱帯圏に広く栽培されていて、野生化した場所も多いアヤメ科の植物です。
花が美しいだけではなく、薬用植物として利用され、トリニダードなどでは根茎のエキスがDoragon's bloodと呼ばれ、流行性感冒や頻尿などに処方されるそうです。
Goldbratt, P. & J.C. Manning (2008)「The Iris Family」にはこの植物にT. steyermarkii R. Foster という学名が当てられています。ウエブサイトでも混乱しています。どうやらGoldbrattさんが染色体数で区別したようで、n=20と40のものがT. martinicensis、n=26 のものがT. steyermarkii ということのようです。花形だけでは区別できないと思います。




"フォアヌーン・イエロー・フラッグ" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント